【2025】京都府伝統産業産地支援事業費補助金


2025年度京都府伝統産業支援補助金概要について解説致します。
本記事の内容
・ 【令和7年度】京都府伝統産業産地支援事業費補助金: 伝統工芸の新展開を後押し
・ 新商品開発・販路開拓を支援! 京都府伝統産業補助金の対象事業とは
・ 申請受付は令和7年4月1日から: 京都府伝統産業補助金の申請方法と注意点
・ 後継者育成もサポート: 京都府伝統産業補助金を活用した事業再構築のチャンス
・ 過去の採択事例から学ぶ傾向について
・ まとめ
【令和7年度】京都府伝統産業産地支援事業費補助金: 伝統工芸の新展開を後押し
【令和7年度】京都府伝統産業産地支援事業費補助金:伝統工芸の新展開を後押し
1. 募集開始の告知と事業目的
令和7年度の京都府伝統産業産地支援事業費補助金が募集を開始しました。需要回復が難しい状況下でも、伝統工芸分野の新たな展開をサポートし、未来への成長を目指す事業を強力に後押しします。
2. 補助金の概要
- 申請受付期間:令和7年4月1日~令和7年5月30日
- 提出先:京都府商工労働観光部染織・工芸課
- 問い合わせ先:075-414-4856
3. 事業の目的
本事業は、需要が伸び悩む伝統工芸品の分野において、新規事業分野への進出や後継者育成を支援することで、伝統技術を次世代へ継承しつつ、新たな市場を開拓することを目的としています。現状を打開する取り組みに対し、京都府が資金面でサポートします。
4. 補助対象者と補助上限額
「京都府伝統と文化のものづくり産業振興条例」に基づき指定された伝統工芸品を製造する中小企業者などを対象としています。特に、事業協同組合など複数の事業者からなる団体が対象となる場合、以下の補助上限額が設定されています。
- 事業協同組合など:3,000千円
- 連合会傘下の単組:1,000千円
5. 「新展開」を支援する補助対象事業
- 新商品開発事業: 既存の伝統技術を活かし、新たな商品・サービスを開発する取り組み
- 販路開拓事業: 国内外への販路拡大や新規顧客獲得を目指す取組(展示会出展など)
補助率はいずれも補助対象経費の2分の1以内となっており、新たな市場開拓やイノベーションにつながる事業を積極的に支援します。
A. この補助金は、京都の伝統産業分野が直面している需要回復の困難な状況を鑑み、各産地組合や団体などが、新たな事業分野への展開を目指した新商品開発や国内外の販路開拓といった思い切った事業再構築の取り組み、そして後継者の育成など、伝統のものづくりを継続するための取り組みを支援することを目的としています。
A. 主な補助対象者は以下の通りで、それぞれ補助上限額が異なります。いずれも京都府内に主たる事務所を有し、上記1の事業目的に沿った事業に取り組む団体に限られます。 京もの指定工芸品または京もの技術活用品を製造する中小企業者を構成員とする事業協同組合、協同組合連合会、商工組合または商工組合連合会:3,000千円(ただし、協同組合連合会または商工組合連合会傘下の単組は1,000千円) 伝統産業の振興に関連する産業を営む中小企業者により構成される事業協同組合、協同組合連合会、商工組合または商工組合連合会:上限額は個別に定められます。 伝統産業の振興に関する法律第13条の支援計画の認定を受けた者:上限額は個別に定められます。 伝統産業の振興及び発展に寄与することを目的とする一般社団法人、一般財団法人、公益財団法人または公益社団法人:1,000千円 伝統産業の振興に関連する産業を営む中小企業者により構成される団体:上限額は個別に定められます。 上記以外で知事が特に必要と認める団体:上限額は個別に定められます。
A.
補助対象となる事業と補助率は以下の通りです。 新商品開発事業:外部専門家の活用等、新規事業分野への展開のために取り組む新商品開発事業(補助対象経費の2分の1以内) 販路開拓事業:国内外展示会への出展等、新規事業分野への展開のために取り組む国内外販路開拓事業(補助対象経費の2分の1以内) 総合的普及広報事業:伝統産業の認知度を高めるために行う普及広報事業(補助対象経費の2分の1以内) 後継者育成・技術保全等事業:従事者の技術向上・習得、特定技術の継承や道具類・原材料の保全を目的とした研究又は映像・文献化の事業(補助対象経費の2分の1以内)
A. 各事業区分に応じて、以下のような経費が補助対象となります。 新商品開発事業:外注・委託費、原材料費、印刷費、広報費、専門家謝金、会場費など 販路開拓事業:外注・委託費、印刷費、広報費、装飾費、運搬外注費、保険料、通訳・翻訳料、専門家謝金、会場費など 総合的普及広報事業:外注・委託費、印刷費、広報費、会場費など 後継者育成・技術保全等事業:研修材料購入費、資料購入費、運搬費、機材道具類借料、記録映像作成費、記録文献作成費、報告書作成費、専門家謝金、会場費など ただし、事務事業の打合せに関する会場費、申請団体に属する者への発注経費(一部例外あり)、汎用性のある物品の購入費、補助事業に直接関係しない経費、成果物が申請者に帰属しない外注・委託費、販売を目的とした製品の商品開発に関する経費などは原則として補助対象外となります。
A. 申請受付期間は令和7年4月1日(火)から令和7年5月30日(金)までです(当日消印有効)。 申請書の持参または郵送先は以下の通りです。 〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町 京都府商工労働観光部染織・工芸課 電話:075-414-4864 郵送の場合は、郵便物の追跡が可能なレターパックなどで送付する必要があります。申請に必要な様式は、京都府商工労働観光部染織・工芸課のホームページからダウンロードできます。
A. 原則として、交付申請書(第1号様式)、指令前着手届(第2号様式、該当する場合のみ)、口座振替依頼書(第5号様式)、謝金を事業費とする場合は申請団体の当該規定の写しが必要です。 補助対象者の区分によっては、さらに団体概要、規約・会則、役員名簿・社員名簿、中小企業者であることを証明する書類(確定申告書の写し等)などの提出が求められます。詳細は募集要領をご確認ください。
A. 京都府の伝統産業への波及効果、事業の有益性、経費の妥当性などを総合的に鑑み、京都府が採否を選定の上、交付決定を行い、申請者に通知します。特に、社会・経済の変化に対応し、各伝統産業分野の活性化が期待される事業が優先的に採択されます。 予算の範囲内で交付決定を行うため、交付決定額が申請額を下回る場合があります。補助金の支払いは原則として精算払となります。 事業終了後30日以内または令和8年3月31日(火)のいずれか早い日までに、実績報告書(第4号様式)を提出する必要があります。実績報告書には、事業収支決算書の決算額を証明する書類の写し(金融機関への振込が確認できる書類に限る)を添付してください。小切手払や手形、現金払による領収書の写しは認められません。
新商品開発・販路開拓を支援! 京都府伝統産業補助金の対象事業とは

新商品開発・販路開拓を支援!京都府伝統産業補助金の対象事業とは
1. 「新商品開発事業」「販路開拓事業」を重点支援
京都府伝統産業産地支援事業費補助金では、新商品開発と販路開拓に関する取り組みを特に重視しています。需要変化や市場拡大に対応するための具体的なプロジェクトをサポートする点が特徴です。
2. 新商品開発事業
外部専門家との連携や、新規事業分野への進出を目的とした開発費用が補助対象となります。たとえば、
- 外注費・委託費(デザイン開発、試作品制作など)
- 原材料費(新商品の試作に必要な材料)
- テスト販売費(条件付きで補助対象となる場合あり)
既存の伝統技術を活かしつつ、新たなユーザーニーズに対応した製品・サービスの開発を目指す企業を支援します。
3. 販路開拓事業
国内外への展示会出展や商談会参加など、新規顧客を獲得するための費用が補助対象となります。具体的には、
- 展示会出展費(ブース料、装飾費など)
- 運搬費(サンプル品や展示物の輸送費)
- 広告宣伝費(販促資料やオンライン広告など)
新たな流通チャネルの確保や海外展開など、伝統工芸を世界へ広める取り組みを後押しします。
4. その他の補助対象事業
上記以外にも、総合的普及広報事業や後継者育成・技術保全等事業など、さまざまな支援メニューがあります。幅広い取り組みに対応している点も、この補助金の大きな魅力です。
5. 補助対象外経費への注意
なお、汎用性のある物品購入費や、事業に直接関係のない経費は補助対象とならないため、申請の際にはしっかりと精査し、不必要な費用は含めないよう留意しましょう。
申請受付は令和7年4月1日から: 京都府伝統産業補助金の申請方法と注意点

申請受付は令和7年4月1日から:京都府伝統産業補助金の申請方法と注意点
1. 申請受付期間とスケジュール
令和7年度の京都府伝統産業産地支援事業費補助金は、令和7年4月1日から令和7年5月30日まで申請受付を行っています。応募を検討している事業者は、この期間内に必要書類を整え、余裕を持って準備を進めましょう。
2. 交付申請の手順
- 申請書の入手: 京都府商工労働観光部染織・工芸課のホームページからダウンロード
- 申請書の提出方法: 郵送のみ。レターパックなど追跡可能な方法で送付が推奨
- 提出先: 京都府商工労働観光部染織・工芸課(住所は公募要領を参照)
3. 提出が必要な書類
主な提出書類は以下のとおりです。事業者の区分や内容によって追加書類が必要になる場合もあるため、公募要領を熟読してください。
- 交付申請書(第1号様式)
- 指令前着手届(第2号様式:必要な場合のみ)
- 口座振替依頼書(第5号様式)
- 団体概要、規約、役員名簿、中小企業者であることを証明する書類、など
4. 申請時の注意点
- 書類不備がないよう、事前にチェックリストを活用
- 提出書類の内容は原則として変更不可
- 虚偽や不正が発覚した場合、補助金を返還する義務が生じる
- 申請に要する経費(郵送費など)は申請者負担
後継者育成もサポート: 京都府伝統産業補助金を活用した事業再構築のチャンス

後継者育成もサポート:京都府伝統産業補助金を活用した事業再構築のチャンス
1. 後継者育成や技術保全にも対応
京都府伝統産業産地支援事業費補助金では、後継者育成や技術保全を目的とした事業も支援の対象としています。伝統工芸の持続可能性を高める取り組みが、補助金を活用して実施できます。
2. 「後継者育成・技術保全等事業」の詳細
研修や道具類・原材料の保全、技術継承に関する研究など、多彩なメニューが用意されています。たとえば、
- 従事者の技術向上・習得を目的とした研修
- 特定技術の映像記録・文献化による継承活動
- 原材料の調達・保管の合理化のための仕組みづくり
こうした取り組みで、歴史ある技術を次世代へつなぐことが可能です。
3. 事業再構築の視点
補助金を活用することで、後継者育成と新規事業展開を組み合わせ、効果的な事業承継と成長戦略を同時に推進できます。これまで培った技術・ノウハウと新たなビジネスアイデアを掛け合わせることで、事業再構築の大きなチャンスとなるでしょう。
4. 交付決定のポイント
京都府は、以下のような観点から補助金交付を判断します。
- 伝統産業全体への波及効果や有益性
- 事業計画の具体性・妥当性
- 経費の合理性と費用対効果
質の高い事業計画と明確な事業目標を立てることで、交付決定の可能性が高まるでしょう。
5. 未来への投資
後継者育成も含む伝統工芸の活性化は、企業存続と文化継承の両面を支える重要な取り組みです。京都府伝統産業産地支援事業費補助金を活用することで、長期的視点からの事業再構築を図り、次世代へと受け継ぐ橋渡しとなる絶好の機会と言えます。
過去の採択事例から学ぶ傾向について

京都府の伝統産業産地支援事業費補助金における審査項目を参考にすると、過去に採択された事例からどのような傾向が読み取れるかが推測できます。ここでは、公募要領で明示されている交付決定の判断基準やポイントをもとに、対策と傾向をまとめました。(採択例は公開されておりません)
1. 審査項目で読み解く過去事例の傾向
公募要領に明記された交付決定の判断基準では、以下の点が重要とされています:
- 社会経済の変化への対応と活性化:
新たな市場や事業分野へ展開し、京都の伝統産業分野に活性化をもたらす事業が優先的に採択される傾向。 - 波及効果:
事業が他の事業者や地域経済にも良い影響を与えるか。広がりや連携性が重視される。 - 有益性:
京都の伝統産業をいかに振興・発展させるか。具体的成果や効果が期待できる事業計画が好評価。 - 経費の妥当性:
申請経費が妥当か、費用対効果が高いか。無駄のない計画が求められる。 - 優先採択:
需要回復が困難な状況下で、特に活性化が期待される事業を優先し、予算内で交付決定額が調整される場合も。
これらの基準を踏まえて見ると、過去の採択事例では、「新商品開発」や「事業再構築」、「後継者育成」など、伝統工芸の技術を新しい形で活かす試みが評価されやすいと推察されます。
2. 想定される審査の傾向と対策
社会経済の変化への対応
既存事業の継続にとどまらず、市場の変化や社会的なニーズ(例: サステナビリティ、オンライン販売、インバウンド需要など)を意識した取り組みが重視される可能性があります。
対策: 自社の置かれた状況や、消費トレンド、海外市場などを分析し、新たな事業展開を具体的に示す。
波及効果
申請する事業が、自社だけでなく地域や他の伝統産業にも広がりをもたらすかが評価されるため、連携や情報共有の仕組みが望ましいです。
対策: 連合会や事業協同組合などとの連携、セミナー・ワークショップでの成果共有など、他企業と連携する体制を計画に盛り込む。
有益性
事業の目的や内容が、伝統産業の未来にどれだけ寄与するかが問われます。具体的な成果が期待できることを示す必要があります。
対策: 数値目標(売上増、来店客数増、技術継承人数など)を設定し、成果の測定方法を明記。
経費の妥当性
補助対象経費と補助対象外経費を明確に区分し、過剰な見積もりをしないよう注意が必要です。
対策: 必要な経費の内訳を丁寧に説明し、費用対効果の高さをアピール。見積書や根拠資料の添付も有効。
優先採択の可能性
予算に限りがあるため、予算枠内で活性化が期待される事業が優先されます。
対策: 現状分析と将来性を組み合わせた戦略的な事業計画を作成し、補助金終了後も事業を継続できる体制を示す。
3. 対策のポイントまとめ
- 課題認識と目標設定: 伝統産業の課題(需要減退、後継者不足など)を正確に把握し、それを解決する明確な目標を設定。
- 新規性と実現可能性: 新商品開発や販路開拓といった新規の取組を、具体的な計画・スケジュール・体制を示してアピール。
- 波及効果の具体化: 連携・コラボの計画を盛り込み、他の伝統産業事業者や地域経済への波及効果を言語化する。
- 事業の有益性: 技術継承、ブランド力向上、需要創出など、どのような効果が得られるかを数字や指標で示す。
- 経費の妥当性と費用対効果: それぞれの経費項目がなぜ必要かを説明し、過大計上を避けて明朗な予算を策定。
- 早めの準備と丁寧な申請: 提出書類に不備がないよう、受付期間前から計画的に準備し、最終チェックを徹底する。
こうした対策を講じながら、自社や団体が掲げる事業の価値をしっかりと審査員に伝えることで、採択される可能性を高めることができるでしょう。
【まとめ】令和7年度の京都府伝統産業産地支援事業費補助金を最大限に活用しよう

公募要領に明示されている「社会経済の変化への対応」「波及効果」「有益性」「経費の妥当性」「優先採択」の観点は、これまでの採択事例(公開されていない場合でも)を想定する上で非常に重要なヒントとなります。
過去事例を参考に、新規事業分野への展開や事業再構築、後継者育成など、伝統産業の将来を見据えた取り組みを計画し、丁寧に申請書を作成することで、採択に近づくことが期待できます。
申請を検討中の方は、早めに公募要領をチェックし、連携体制や計画をしっかり固めましょう。複雑な手続きに関しては、支援機関やコーディネーターに相談しながら進めるとスムーズです。ぜひ、本補助金を活用して、社会課題解決とビジネスチャンス拡大を同時に目指してください。
弊所では、各種補助金の申請サポートを引き続き行っております。本業で忙しく時間がとれない、 事業計画書などややこしそう・・・といった悩みがあればぜひ一度ご相談ください。初回相談は40分間無料で行っておりますので安心してご利用いただけます。
また、弊所では補助金申請~採択までだけではなく、採択後の実績報告等もしっかりとサポートさせて頂きます。
2025年度のその他補助金についてはこちらの記事でご紹介しております。
「2025年度補助金情報」

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