【2025】伝統産業生産基盤支援事業費補助金

2025年度伝統産業生産基盤支援事業費補助金について解説致します。

 

 

本記事の内容
【令和7年度版】京都府伝統産業生産基盤支援事業費補助金:中小企業・産地組合向け徹底解説

生産設備・道具の整備を支援!京都府伝統産業生産基盤支援事業費補助金の対象事業と経費

補助率・上限額は?京都府伝統産業生産基盤支援事業費補助金の申請方法とスケジュール

交付決定後の流れと注意点:京都府伝統産業生産基盤支援事業費補助金

過去の採択事例から学ぶ傾向について

まとめ

【令和7年度版】京都府伝統産業生産基盤支援事業費補助金:中小企業・産地組合向け徹底解説

京都府の伝統産業を支える中小企業・産地組合のための補助金制度が、令和7年度も引き続き実施されます。本記事では、その概要から対象事業、補助率・上限額、そして交付決定後の流れまで、わかりやすくまとめました。

【令和7年度版】京都府伝統産業生産基盤支援事業費補助金:中小企業・産地組合向け徹底解説

1. 補助金の募集概要

  • 申請受付期間:令和7年4月1日~令和7年5月30日
  • 事業の目的:京都府伝統と文化のものづくり産業の生産基盤を支援・強化し、地域経済を活性化する
  • 京都府HP公式サイトリンク

2. 補助対象者の詳細

  • 京もの指定工芸品を製造する中小企業者、またはその産地組合が推薦する事業者
  • 産地組合自体も申請可能な場合あり(公募要領要確認)
  • 丹後ちりめん、丹後藤布などの指定工芸品

3. 申請資格がないケース

以下の場合は補助金の申請資格がありません。

  • 不正経理・受給歴がある場合
  • 京都府税などの滞納がある場合
  • 暴力団など反社会的勢力との関与がある場合

4. 「京もの指定工芸品」とは?

京都府が定めた伝統と文化に根ざした工芸品の総称です。
一例:丹後ちりめん、丹後藤布、京友禅、京焼・清水焼、など。
伝統食品については、問い合わせ先が異なる場合があるので注意しましょう。

Q1. どのような事業が補助の対象となりますか?

A. 京都府内の事業所において、産地組合が認める伝統と文化のものづくり産業の生産基盤を支え、又は強化するために行う生産設備の更新、改修、新設、増設、及び産地組合が認める製造に必要不可欠な伝統的技術又は技法により製造するための稀少な道具類の整備が補助対象となります。ただし、京もの指定工芸品を製造するための生産設備等以外の整備事業や、作業環境改善や安全対策などを目的とした間接的な設備整備は対象外です。道具類の整備は産地組合からの申請に限られます。

Q2. 補助の対象となる事業者はどのような条件を満たす必要がありますか?

A. 補助対象者は、京もの指定工芸品(丹後ちりめん及び丹後藤布を除く)の産地組合が推薦し、補助事業の実施後に一定期間ものづくりを継続する中小企業者、または産地組合です。ただし、国や地方公共団体等の補助金等において不正経理や不正受給を行ったことがある場合、京都府税の滞納がある場合、役員等が暴力団員である場合や暴力団と関係がある場合などは申請資格がありません。

Q3. 補助される金額や割合はどのようになっていますか?

A.

設備の更新又は改修の場合は、補助率が3分の1以内、補助上限額が250万円、補助下限額が10万円です。ただし、蒸水洗工程、織物精練工程、金銀糸製造工程といった存続が危惧される工程の設備の更新又は改修の場合は、補助上限額が500万円となります。設備の新設又は増設の場合も同様に3分の1以内、上限250万円、下限10万円です(更新・改修との同時申請はできません)。道具類の整備の場合は、補助率が3分の1以内、補助上限額が250万円、補助下限額が3万円です。補助金額は1,000円未満の端数が切り捨てられます。

Q4. 補助対象となる経費にはどのようなものが含まれますか?

A. 補助対象経費は、補助対象期間内に契約・発注を行い、支払いを完了し、帳簿や証拠書類で確認できる経費です。具体的には、生産設備等の購入費(付属品や部品を含む)、設置費、改修費、その他知事が特に必要と認める経費(生産設備等の設置に必要な外注加工費など)が該当します。ただし、消費税及び地方消費税額は除外して算定する必要があります。

Q5. 補助対象とならない経費にはどのようなものがありますか?

A. 同一又は親族等が経営する事業者間での取引、発注・契約、納品・履行完了、支払等の経理処理が適切に行われたことを証明できない経費、市場価格を著しく上回るもの、申請者の旅費交通費や通信費、自社製品・サービスの調達に係る経費、事務代行手数料や振込手数料、公租公課(消費税等)、内容が不明な経費(諸経費など)、その他社会通念上不適切と認められる経費は補助対象外です。

Q6. 申請期間や提出方法はどうなっていますか?

A. 申請受付期間は令和7年4月1日(火)から令和7年5月30日(金)午後5時までです。提出方法は、持参(平日午前9時から午後5時まで)または郵送(提出期間内の消印有効、ただし追跡可能なレターパック等に限る)です。申請書類の様式は京都府のホームページからダウンロードする必要があります。提出書類に不備があった場合は受付できませんので、早めの提出と、不備があった場合の再提出期限に注意が必要です。

Q7. 補助金の交付決定から支払いまでの流れはどうなりますか?

A. 提出された申請書類に基づき審査が行われ、補助要件を満たすと判断された場合、京都府から交付決定通知書が送付されます。補助金は、事業完了後の実績報告に基づき、確定した金額が精算払いされます。経費の支払いは原則として金融機関からの振込に限られ、小切手や手形、現金払いによる領収書は認められません。振込明細書等の証拠書類を実績報告時に提出する必要があります。

生産設備・道具の整備を支援!京都府伝統産業生産基盤支援事業費補助金の対象事業と経費

1. 補助対象事業の詳細

  • 生産設備等の更新改修新設増設
  • 希少な道具・機械類(稀少道具類)の整備
  • 上記が京もの指定工芸品の製造に必要と知事が認めるもの

対象外例:指定工芸品以外の設備整備や、一般的な汎用備品、作業環境改善のみが目的の事業など

2. 「更新」「改修」「新設」「増設」の定義

  • 更新:老朽化した設備を同程度の性能で入れ替える
  • 改修:既存設備の機能を改善・修繕する
  • 新設:これまで存在しなかった設備を新たに設置
  • 増設:既存の設備に追加して能力アップを図る

3. 補助対象経費の種類

  • 設備・道具の購入費、製作費、設置費
  • 必要に応じて、運搬費や付帯工事費
  • 知事が必要と認めるその他の経費

支払い方法:原則として金融機関への振込のみ(現金払いは不可)。

4. 補助対象外となる経費

  • 公租公課(税金や保険料等)
  • 他の補助金と重複して受給する経費
  • 汎用的な事務用品、手数料、不明な経費
  • 原価計上が曖昧なもの

補助率・上限額は?京都府伝統産業生産基盤支援事業費補助金の申請方法とスケジュール

1. 補助率と補助上限・下限額

  • 設備更新・改修:補助率1/3、上限2,500千円(下限100千円)
  • 新設・増設:補助率1/3、上限5,000千円(希少道具類は別枠など)
  • 存続が危惧される工程の特別枠:補助率1/3、上限2,500千円

2. 補助対象期間

  • 交付決定日以降~令和8年1月19日
  • ただし、事前着手届を提出・受理された場合、交付決定前着手が一部認められる

3. 交付申請書の提出先・提出期限

  • 提出期限:令和7年4月1日~令和7年5月30日
  • 提出方法:持参または郵送(必着)
  • 提出先:京都府 某課(染織・工芸課 等)

4. 提出書類の一覧

  • 交付申請書(所定様式)
  • 事前着手届(着手前に着手する場合)
  • 見積書の写し(複数社からの見積が望ましい)
  • 推薦書(産地組合等が必要に応じて発行)

作成上の注意:A4片面印刷、ホチキス留め禁止、申請者控えを必ず保管。

交付決定後の流れと注意点:京都府伝統産業生産基盤支援事業費補助金

1. 審査・交付決定の流れ

  • 提出書類の受付・確認
  • 審査(書面・必要に応じてヒアリング)
  • 交付決定通知の送付

2. 事業実施と補助金支払方法

  • 交付決定された内容に従って、補助対象期間内に設備導入・道具整備等を完了
  • 補助金は原則「精算払い」方式(事業完了後に実績報告を提出し、確認を経て支払)
  • 経費支払いは振込名義に注意し、振込明細等を必ず保管

3. 実績報告と事業変更

  • 実績報告の提出期限:事業終了後20日以内 または 令和8年1月19日(早い方)
  • 提出書類:実績報告書、請求書、振込証憑類、写真等
  • 変更・中止が生じた場合は速やかに連絡、承認手続きを行う
  • 取得財産は補助金交付決定から一定期間(例:5年)管理義務がある
  • 不正や虚偽申請が判明した場合、補助金返還となる可能性

4. 補助金の返還・保存義務

  • 要件未達や違反があった場合、補助金の一部または全額返還を求められる
  • 書類の保存義務(5年間など)を守る

過去の採択事例から学ぶ傾向について

京都府の伝統と文化のものづくり産業を支援する「生産基盤支援事業費補助金」では、過去の採択事例に共通する具体的な傾向は公募要領に直接記載されていません。しかし、公募要領に記載されている審査項目から、過去に採択された案件がどのようなポイントを重視されていたのかを推測できます。ここでは、その推測される傾向とポイントをまとめました。

1. 補助対象者としての適格性

まずは、第2項で定められた補助対象者の要件を満たしていることが大前提です。過去の採択事例でも、この基本要件をクリアしない申請は除外されていたと考えられます。暴力団等反社会的勢力と一切関わりがないことも必須条件です。

2. 事業の必要性の明確さ

第3項に示された補助対象事業の範囲に含まれ、さらに産地組合が認める伝統と文化のものづくり産業を支えるために「本当に必要」な整備であることが重要です。なぜその設備・道具類が必要なのか、現状の問題点とそれを解決する具体的な根拠が示されているほど評価が高かったと考えられます。

3. 計画の妥当性と実現可能性

申請された事業計画が、伝統技術や技法の維持・発展に繋がるか、生産性の向上や品質の安定に貢献するかが判断されます。さらに、計画を実行できるだけの「人材・体制・技術力」があるかどうか、実現可能性も評価されてきたと考えられます。

4. 経費の妥当性

公募要領で示される補助対象経費に合致するか、見積書や発注書類が明確であるか、相場価格とかけ離れていないかなど、経費の妥当性がチェックされます。過去の採択事例では、整合性のとれた経費計画や必要経費の客観的根拠を示したものが評価されたと推測されます。

5. 伝統産業への貢献度

京都府が重視する「伝統と文化のものづくり産業」の振興に直接寄与するかも重要視されます。地域経済への波及効果や後継者育成、技術伝承などが期待できる内容であるほど、高い評価を得られたと考えられます。

6. 暴力団等との関わりがないこと

第2項(2)に、申請資格を有しない条件として暴力団等との関わりが明記されています。過去の採択事例でも申請者や役員等が反社会的勢力と無縁であることが確認され、問題ない事例のみが採択されてきたと考えられます。

7. 予算の範囲内で効果的な事業が優先

公募要領第12項では、「必要性等を総合的に判断し、予算の範囲内で採否を決定」と明記されています。つまり、過去の採択事例では、必要性・効果・実現可能性などで優位性が高い計画が優先され、予算枠に収まる範囲で採択されてきた可能性が高いです。

【まとめ】令和7年度伝統産業生産基盤支援事業費補助金を最大限に活用しよう

総合的に見ると、事業の必要性具体的な計画内容費用対効果、そして伝統産業への貢献度が過去の採択事例の大きなポイントだったと推測できます。申請者は、これらの点を踏まえ、公募要領に沿った書類作成実現可能性の高い事業計画を提示することが重要です。特に、単に設備を導入するだけでなく、「どう伝統技術を維持・発展させ、産地全体に寄与するか」を意識したアピールが採択率向上に繋がると考えられます。

申請を検討中の方は、早めに公募要領をチェックし、連携体制計画をしっかり固めましょう。複雑な手続きに関しては、支援機関やコーディネーターに相談しながら進めるとスムーズです。ぜひ、本補助金を活用して、社会課題解決とビジネスチャンス拡大を同時に目指してください。

弊所では、各種補助金の申請サポートを引き続き行っております。本業で忙しく時間がとれない、 事業計画書などややこしそう・・・といった悩みがあればぜひ一度ご相談ください。初回相談は40分間無料で行っておりますので安心してご利用いただけます。
また、弊所では補助金申請~採択までだけではなく、採択後の実績報告等もしっかりとサポートさせて頂きます。

2025年度のその他補助金についてはこちらの記事でご紹介しております。
「2025年度補助金情報」

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