伝統産業産地振興拠点創出事業費補助金(新商品開発・新市場開拓補助金)


2025年度「伝統産業産地振興拠点創出事業費補助金(新商品開発・新市場開拓補助金)について解説致します。
本記事の内容
・ 令和7年度 伝統産業産地振興補助金とは?新商品開発・新市場開拓を支援 [京都府]
・ 補助対象となるのはどんな事業者?京もの認定工芸士や産地組合も対象 [Kyo-Densan-Biz連携必須]
・ 最大100万円!補助対象となる経費は?旅費、原材料費、外注費など [伝統産業補助金]
・ 申請期間は令和7年5月30日まで!申請手続きと必要書類を徹底解説 [京都府伝統産業補助金]
・ 過去の採択事例から学ぶ傾向について
・ まとめ
京都府が主体となって実施する「令和7年度 伝統産業産地振興補助金」は、伝統産業の革新を目指す中小企業・産地組合を対象に、新商品開発や新市場開拓など、多角的な支援を行う補助金制度です。この記事では、その概要から対象事業者、補助金額や対象経費、申請手続きまでわかりやすく解説します。
令和7年度 伝統産業産地振興補助金とは?新商品開発・新市場開拓を支援 [京都府]
「伝統産業産地振興補助金」は、異業種連携による新商品開発や海外展開等の新市場開拓を促進し、新たな産地振興拠点の形成を目指すものです。京都府が主体となって実施しており、以下のような事業者が支援対象となります。
- 京もの指定工芸品を中心とした伝統産業事業者
- 異業種とのコラボレーションで新たな商品やサービスを創出しようとする産地組合
- 海外市場への展開を検討中の中小企業
具体的な対象要件は公募要領や京都府のホームページで確認できますが、大枠では「京都府内の伝統産業を担う事業者」が中心となりそうです。
A. この補助金は、京都府内の伝統産業事業者が、異業種の事業者と連携して行う新商品開発や、海外を含む新たな市場を開拓するなどの革新的な取り組みを支援し、新たな産地振興拠点の形成に繋がる新事業の創出を促進することを目的としています。
A. 補助金の交付対象となるのは、産地組合等の組合員・会員である伝統産業事業者、産地組合等から推薦を受けた伝統産業事業者、京もの認定工芸士や京の名工が役員を務める法人または個人事業主、および知事が特に必要と認める者であり、かつ京都府の伝統産業専門支援拠点「Kyo-Densan-Biz」の伴走支援を受ける必要があります。ただし、京都府税の滞納がある場合や、暴力団との関わりがある場合などは対象外となります。
A.
補助対象となる事業は、新たな産地振興拠点の形成に向けた新事業の創出を図るもので、「Kyo-Densan-Biz」の伴走支援を受けて行う、以下のいずれかに該当する事業です。(1) ホテルや飲食店等の異業種の事業者と連携した新商品開発事業、(2) 海外向けの販売やサービス提供など、海外を始めとする新しい販路を開拓するために実践する事業(新市場開拓事業)。本事業で開発した商品やサービスのテストマーケティングも可能です。
A. 補助率は補助対象経費の2分の1以内です。補助上限額は100万円、補助下限額は25万円です。補助対象事業の経費が50万円を下回る場合は補助対象となりません。ただし、交付決定後に原材料費やエネルギー価格の高騰などやむを得ない事情で事業の中止や変更が生じた場合、または額の確定時に交付すべき補助金額が下限額を下回る場合は、下限額の規定は適用されません。
A. 申請時には、交付申請書(様式1)、申請者の概要(別紙1)、事業計画書(別紙2)、交付申請額内訳(別紙3)、グループ構成員一覧表(該当する場合、別紙4)、指令前着手届(該当する場合、様式2)、口座振替依頼書(様式6)、納税証明書(京都府税に滞納がないことの証明書、発行後3ヶ月以内、写し可)、直近1期分の決算書(貸借対照表、損益計算書。個人事業主は確定申告書第一表の写し)、産地組合等推薦書(該当する場合)が必要です。詳細は募集案内で確認してください。
A. 補助対象となる経費は、補助対象期間内に契約・発注、支払いを完了し、帳簿や証拠書類で確認できる、事業遂行に直接必要な経費です。具体的には、担当者の旅費、原材料費・消耗品費、機器・備品等の賃借料、外注・委託費(デザイン、システム開発、市場調査等)、その他直接経費(会議費、広報費、知的財産権の出願費用、通訳・翻訳料、試験費、試作品・材料の配送費用、短期アルバイトの賃金など)が含まれます。ただし、汎用性の高い事務用品や、補助事業者間の取引に係る経費、人件費などは対象外です。
A. 申請受付期間は令和7年4月1日(火)から令和7年5月30日(金)午後5時までです。提出先・問い合わせ先は、〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町 京都府商工労働観光部染織・工芸課(電話:075-414-4856、E-mail:senshoku@pref.kyoto.lg.jp)です。提出方法は持参(平日午前9時から午後5時まで)または郵送(提出期間内の消印有効、追跡可能なレターパック等に限る)です。
補助対象となるのはどんな事業者?京もの認定工芸士や産地組合も対象 [Kyo-Densan-Biz連携必須]

補助対象となるのはどんな事業者?京もの認定工芸士や産地組合も対象 [Kyo-Densan-Biz連携必須]
この補助金では、京もの認定工芸士や産地組合など、京都府が認定する伝統工芸関係者も対象となるケースがあります。必須条件としては以下の点が挙げられます。
- 京都府内に拠点を有し、京もの指定工芸品を手掛ける事業者
- Kyo-Densan-Bizなど、京都府の指定する伴走支援を受けること
- 府税を滞納していない(納税証明書が必要)
- 過去に不正受給歴がない、暴力団との関わりが一切ない
- 同一事業者が複数申請する場合は原則不可
グループ申請の場合も、リーダー事業者の設定や書類提出方法などに注意が必要です。
最大100万円!補助対象となる経費は?旅費、原材料費、外注費など [伝統産業補助金]

最大100万円!補助対象となる経費は?旅費、原材料費、外注費など [伝統産業補助金]
本補助金の補助上限額は最大100万円とされることが多く、補助率は原則2分の1以内です。詳細は公募要領を確認する必要がありますが、主な対象経費には以下のようなものが含まれます。
- 旅費:国内外での商談会・展示会出展などにかかる交通費、宿泊費(原則、規定に基づく)
- 原材料費・消耗品費:試作品開発に必要な素材や部材など
- 機器・備品の購入費・リース料:試作や研究に直接関連する設備
- 外注・委託費:デザイン業務や開発業務を外部委託する場合の費用
- 販路開拓費:広告宣伝費、パンフレット作成費用、オンライン広告費など
ただし、人件費や汎用的な事務用品、接待費といった費用は原則対象外となります。支払い方法は金融機関経由の振込で、現金払いは認められません。
申請期間は令和7年5月30日まで!申請手続きと必要書類を徹底解説 [京都府伝統産業補助金]

申請の締め切りは令和7年5月30日までとされており、期日を過ぎると受付できません。以下の流れで申請書類を準備し、京都府の指定先へ提出してください。
- 申請書類の準備:交付申請書、事業計画書、納税証明書、決算書など
- 提出方法:郵送または持参(受付期間中に必着)
- グループ申請の場合は、構成員リストや連携計画書が追加で必要
- 「指令前着手届」を提出することで交付決定前に着手できる場合もあり
審査・採択は新規性、実現可能性、費用妥当性などがポイントとなります。交付決定後は事業を実施し、実績報告を経て補助金が支払われますので、領収書や振込明細などの証憑をしっかり保管しましょう。
過去の採択事例から学ぶ傾向について

京都府が実施する「伝統産業産地振興補助金」では、公開されている公募要領に直接の採択事例は記載されていません。しかし、公募要領に基づく審査・採択基準から、過去にどのようなポイントが評価されやすかったかを推測できます。以下にその主な要素をまとめました。
1. 異業種連携の重視
産地振興補助金の重要な柱の一つが異業種との連携による新商品開発です。過去の採択事例でも、ホテル・飲食店など、伝統産業とは異なる分野の事業者と組み、新たな価値を生み出す案件が多く見られたと推測されます。
単なる「コラボの意思表示」だけでなく、具体的な取引関係や共同で市場を開拓する計画がある連携が高く評価された可能性が高いです。
2. 海外市場開拓への積極性
海外を含む新しい販路の開拓も、補助対象事業の重要な要素です。過去の採択事例では、海外展示会出展、海外でのテストマーケティング、インバウンド誘致など、具体的なターゲットや戦略を伴う海外展開が評価されていたと考えられます。
3. 革新性と新規性
公募要領で掲げられる「工夫を凝らし、かつ新規性に富んだ取組」は審査の大きなポイントです。伝統技術や素材を活かしつつ、これまでにないアイデアや手法を取り入れた革新的な商品開発や市場開拓が、過去の採択事例でも高く評価されていたと推測されます。
4. 実現可能性と明確な成果目標
「実現可能性が高く、成果目標が明確」というのも主要な審査項目です。
数値目標など客観的に評価できる成果を掲げ、具体的な計画(スケジュール、資金計画、マーケティングプラン等)を示している事業が過去に採択されやすかったと考えられます。
5. 「Kyo-Densan-Biz」との連携
補助要件として「Kyo-Densan-Bizの伴走支援を受けること」が必須となっています。
過去の採択事例では、この伴走支援を活用し、専門家の助言を受けながら、実現性の高い事業計画を策定・実行した事業者が選ばれていたと推測されます。
6. 地域貢献への意識
事業の目的はあくまでも「新たな産地振興拠点の形成」です。従って、自社のみの利益追求にとどまらず、地域の伝統産業全体を盛り上げるという視点を持った事業が過去の採択事例でも評価された可能性があります。地域の雇用創出、後継者育成、地場企業との連携などが具体的に示されると、プラス評価につながるでしょう。
以上の要素はあくまで公募要領からの推測であり、過去の実際の採択結果と完全に一致するわけではありません。しかし、これらの点を意識して事業計画を作成することで、今後の申請や準備を進める際の参考になると考えられます。
【まとめ】令和7年度伝統産業産地振興拠点創出事業費補助金を最大限に活用しよう

京都府が実施する「度伝統産業産地振興拠点創出事業費」補助金は、京都府内の伝統産業事業者が、異業種の事業者と連携して行う新商品開発や、海外を含む新たな市場を開拓するなどの革新的な取り組みを支援し、新たな産地振興拠点の形成に繋がる新事業の創出を促進するものです。該当業種の方はぜひ参考にしてみてください。
申請を検討中の方は、早めに公募要領をチェックし、連携体制や計画をしっかり固めましょう。複雑な手続きに関しては、支援機関やコーディネーターに相談しながら進めるとスムーズです。ぜひ、本補助金を活用して、社会課題解決とビジネスチャンス拡大を同時に目指してください。
弊所では、各種補助金の申請サポートを引き続き行っております。本業で忙しく時間がとれない、 事業計画書などややこしそう・・・といった悩みがあればぜひ一度ご相談ください。初回相談は40分間無料で行っておりますので安心してご利用いただけます。
また、弊所では補助金申請~採択までだけではなく、採択後の実績報告等もしっかりとサポートさせて頂きます。
2025年度のその他補助金についてはこちらの記事でご紹介しております。
「2025年度補助金情報」

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