【2026年最新】小規模事業者持続化補助金 第20回 公募要領まとめ|締切・補助額・特例を行政書士が解説

小規模事業者持続化補助金 2026
<一般型 通常枠> 第20回公募

販路開拓の取組を最大250万円支援。申請受付は11月5日から。
第19回の採択率47.2%を踏まえ、締切・対象経費・特例要件を解説します。

250万円

補助上限(特例併用時)

47.2%

第19回 採択率

12/15

第20回 申請締切

先にお伝えします:持続化補助金 第20回の受付開始は11月5日です

いま(2026年8月)は申請できません。この記事は「11月の受付開始までに何を準備するか」を知るためのものです。すぐに使える制度をお探しの方は、以下をご覧ください。

8/25(月)17:00
デジタル化・AI導入補助金(4次締切)
ITツール・AIツールの導入。持続化より少額から使えます
10/30(金)18:00
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(第1回)
設備投資・新製品開発・新市場への進出。ものづくり補助金と新事業進出補助金の統合後継
随時・秋以降
中小企業省力化投資補助金
人手不足の解消。カタログ注文型は随時受付、一般型は第8回が公募中

迷う場合は 2026年度の補助金一覧 で全体像をご確認ください。

行政書士 潮海俊吾
執筆・監修:行政書士 潮海 俊吾
京都府行政書士会(登録番号19272132号)
補助金サポート実績 105社超 / 採択率73%
▶ プロフィール詳細
※採択率は2019年9月〜2026年5月に当事務所が申請支援を行い、審査結果が判明した案件の自社集計です。補助金の種類・公募回・申請枠が異なる案件を含むため、本記事で扱う制度全体の採択率と直接比較できる数値ではありません。
第19回公募 採択結果(2026年7月29日 公表)
16,576申請件数
7,819採択件数
47.2%採択率
8,757採択に至らなかった差引件数

第18回の47.52%に続き、2回連続で採択率50%を下回りました。次回の第20回は申請受付2026年11月5日〜12月15日(火)17:00。様式4の発行締切は12月4日です。

※申請件数・採択件数は公表値です(中小企業基盤整備機構「第19回公募の採択事業者を決定しました」2026年7月29日公表)。採択率は公表件数からの計算値で、正確には47.17%です。8,757件は公式が「不採択件数」として公表した数字ではなく、申請16,576件から採択7,819件を差し引いた当事務所の計算値です。第19回は令和8年1月28日に公募要領が公開され、4月30日に受付を締め切りました。

【結論】小規模事業者持続化補助金(一般型 通常枠)は、小規模事業者の販路開拓・業務効率化の取組を支援する国の補助金です。補助上限は通常50万円、インボイス特例+賃金引上げ特例の併用で最大250万円、補助率は2/3(赤字事業者は3/4)。これから申請できるのは第20回で、申請受付は2026年11月5日〜12月15日(火)17:00(様式4の発行締切は12月4日)。公募要領は第8版(2026年7月21日改版)が最新です。直近の第19回は採択率47.2%(正確には47.17%)で、制度構成が近い第17回・第18回の合算49.55%を2.38ポイント下回ります。

30秒でわかる:小規模事業者持続化補助金(2026年8月22日時点)

・小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者の販路開拓・業務効率化を支援する国の補助金です。
・補助上限は通常50万円。インボイス特例で+50万円、賃金引上げ特例で+150万円、両方で最大250万円。補助率は2/3(赤字事業者は3/4)。
第19回の採択結果は2026年7月29日公表。申請16,576件・採択7,819件・採択率47.2%で、2回連続の50%割れです。
・これから申請できるのは第20回。申請受付は2026年11月5日〜12月15日(火)17:00、様式4の発行締切は12月4日、採択発表は2027年3月頃です。
・第20回の公募要領は第8版(2026年7月21日改版)が最新。申請前に最新版での確認が必要です。
・対象は、商業・サービス業は従業員5人以下、製造業その他・宿泊娯楽業は20人以下の小規模事業者です。
・対象経費は8種類。広報費・ウェブサイト関連費はそれぞれ上限30万円(税込)で、単独申請はできません。
第20回では機械装置等の相見積が必要となる基準が、100万円(税込)超から50万円(税込)超(第8版で100万円から変更)に変更されました
・賃金引上げ特例は「従業員1人あたり給与支給総額を年平均3.0%以上増加」、賃金引上げ加点は「年平均2.0%以上」。特例も加点も、未達なら補助金は交付されません
・第20回から、事業効果報告書の提出時に売上高・売上総利益が補助事業終了時より増加する見込みであることが、補助対象事業の要件に加わりました。
・枠別・業種別・地域別の採択率は公表されていません。「この枠が狙い目」という分析は公式データからは作れません。
・申請にはGビズIDプライムと、商工会・商工会議所が発行する様式4(事業支援計画書)が必須です。

動画でわかる 小規模事業者持続化補助金(1分)

※動画で使用している音楽:魔王魂

本記事の内容
第20回のスケジュールと逆算の準備計画

第19回の採択データから見る傾向と対策

補助対象者と要件

補助率・補助上限額と2つの特例

補助対象経費(8種類)

申請から採択までの流れ

加点項目の活用

申請時の注意点と採択後の義務

申請を行政書士に頼むとできること

よくある質問

まとめ

1. 第20回のスケジュールと逆算の準備計画

小規模事業者持続化補助金(一般型 通常枠)は、小規模事業者が自ら策定した経営計画に基づく販路開拓等の取組を支援する国の補助金制度です。物価高騰、賃上げ、インボイス制度など、相次ぐ制度変更に対応するための販路開拓や業務効率化(生産性向上)を支援します。

項目内容
公募回第20回
公募要領第8版(2026年7月21日改版)※初版は5月27日公開
申請受付開始2026年11月5日(木)
様式4 発行受付締切2026年12月4日(金)
申請受付締切2026年12月15日(火)17:00
採択発表予定2027年3月頃
見積書等の提出期限2028年2月29日(火)
事業実施期限2028年3月31日(金)まで
実績報告書提出期限2028年4月10日(月)
重要:事業支援計画書(様式4)の発行受付締切は12月4日です。申請締切(12月15日)の11日前ですので、早めに商工会・商工会議所へ依頼してください。締切後はいかなる理由があっても発行されません。

いまから逆算した準備計画(2026年8月時点)

申請受付開始まで約3か月あります。この期間を準備にあてられるかどうかで、選べる加点の幅が変わります。11月に慌てて着手すると、商工会・商工会議所への相談枠が埋まる、加点に必要な認定が間に合わない、といった事態になります。

1

8〜9月:GビズIDプライムの取得と加点認定の着手

GビズIDは発行に数週間。経営力向上計画・事業継続力強化計画・くるみん・健康経営優良法人など、加点に使う認定は取得までに数か月かかるものがあります。加点を狙うならこの時期の着手が実質的な期限です。

2

9〜10月:経営計画の骨子づくりと見積の取得

自社の強み・弱み、市場環境、具体的な数値目標を整理します。対象経費の適格性(広報費・ウェブ関連費の上限30万円、対象外経費など)もこの段階で確認を。

3

10〜11月上旬:商工会・商工会議所へ事前相談

様式4は、電子申請システムに計画を入力したうえで地域の商工会・商工会議所に作成を依頼し、窓口で交付を受ける流れです。締切直前は依頼が集中するため、受付開始前から相談を始めるのが安全です。

4

11月5日〜12月4日:様式4の発行依頼を完了

12月4日を過ぎると発行されません。ここが実質的な第一の締切です。

5

〜12月15日 17:00:電子申請

郵送不可。締切間際はシステムが混雑するため、余裕をもって提出してください。

公募要領は第8版(2026年7月21日改版)が最新

第20回の公募要領は5月27日に公開された後、7月21日に第8版へ改版されています。旧版をダウンロード済みの方は、必ず最新版に差し替えてください。なお本記事作成時点では、ガイドブック、参考資料、申請時によくあるご質問、申請システム操作手引きはいずれも準備中とされています。加点項目の基準日など、参考資料でしか確認できない情報があるため、公開され次第の確認が必要です。

2. 第19回の採択データから見る傾向と対策

2026年7月29日、第19回の採択結果が公表されました。申請16,576件に対し採択7,819件で、公表件数から計算した採択率は47.17%(小数第1位で47.2%)です。第18回の47.52%からわずかに低下し、2回連続で採択率50%を下回りました。

採択率の推移

公募回申請件数採択件数採択率
第15回13,336件5,580件41.84%
第16回7,371件2,741件37.19%
第17回23,365件11,928件51.05%
第18回17,318件8,229件(修正後)47.52%
第19回16,576件7,819件47.17%
第20回申請受付11月5日〜12月15日/採択発表2027年3月頃

※申請件数・採択件数は公式公表値、採択率は公表件数からの計算値です。第18回は2026年3月17日に採択8,330件(採択率48.10%)と発表された後、申請要件を満たしていない101件が判明し、3月26日に8,229件(47.52%)へ修正されました。中小企業庁は101件について「申請要件を満たしていない」と公表していますが、具体的な不備の内訳は公表していません。

「厳しくなった」かどうかは、比較する相手で変わります

第19回の47.17%を評価するには、何と比べるかを決める必要があります。制度構成が現在に近い第17回・第18回を合算した採択率は49.55%で、第19回はこれを2.38ポイント下回ります。一方、第18回の47.52%との差は0.35ポイントにとどまるため、急落したとは言えません。さらに第15回〜第18回を機械的に合算すると46.39%となり、この基準では第19回のほうが0.78ポイント高くなります。

第16回以前は通常枠に加えて複数の特別枠を持つ制度構成で、第17回以降の「一般型・通常枠」とは単純に比較できません。事務局の旧版公募要領のページでも、第17回以降と第12〜16回以前は区分を分けて掲載されています。したがって、比較対象を示さずに「過去平均より厳しい」と述べることはできません。本記事では、制度構成が近い直近2回との比較で「やや厳しくなった」と整理しています。

データから見える3つのポイント

① 申請件数の減少と採択率の上昇は連動していない

第17回23,365件 → 第18回17,318件 → 第19回16,576件と申請は減り続けていますが、採択率も51.05%→47.52%→47.17%と低下しました。この3回の実績から確認できるのは「申請件数と採択率がともに低下した」ということまでで、「ライバルが減ったから通りやすい」とは言えません。なお、採択枠が意図的に絞られたのかどうかは、予算配分や審査基準別の採択数が公表されていないため確認できません。

② 要件不備は採択後でも取消になる

第18回では、申請要件を満たしていないことが判明した101件が採択対象から除外されました。具体的な不備の内訳は公表されていませんが、採択された後でも要件審査は行われるという事実は重要です。対象者要件、過去の事業効果報告書の提出状況、GビズIDの登録情報など、基本的な要件は申請前に自社で確認しておく必要があります。

③ 加点は「取れるものを漏らさない」姿勢で

加点項目が審査上考慮されることは公募要領に定められていますが、加点の有無ごとの応募件数・採択率は公表されていません。したがって「加点が採否を分けた」と数字で実証することはできません。一方で、要件に該当するのに選択しないのは機会損失です。賃金引上げ加点(赤字賃上げ加点を含む)や事業環境変化加点のほか、第20回では健康経営優良法人加点が重点政策加点に新設されています。要件に該当する場合、重点政策加点から1項目、政策加点から1項目まで選択できます。

第20回に向けた実務的な対策

経営計画の質を高める:自社の強み・弱みの分析、市場環境の把握、具体的な数値目標を盛り込む
加点は要件に該当するものを漏らさない:重点政策加点1項目+政策加点1項目まで選択可(取得に数か月かかる認定は今から着手)
対象経費の適格性を事前確認:対象外経費が含まれると、その経費が補助対象外になったり交付申請額が減額されたりする可能性がある
様式4の発行を早めに依頼:締切(12月4日)の1週間前までに商工会・商工会議所へ

枠別・業種別の採択率は公表されていません

第19回について、インボイス特例や賃金引上げ特例ごとの応募件数・採択件数は公表されていません。業種別、従業員規模別、法人・個人事業主別、創業年数別の採択率も同様です。したがって「どの特例が通りやすいか」「どの業種が狙い目か」を公式データから示すことはできません。この種の分析を見かけた場合は、根拠となる出典を確認してください。

公表されている採択者一覧から集計できるのは、採択者の所在地分布です。第19回の採択7,819件を当事務所で集計すると、東京都1,194件(15.27%)、大阪府721件(9.22%)、愛知県546件(6.98%)、兵庫県401件(5.13%)、福岡県343件(4.39%)で、上位10都道府県の合計は4,573件(58.49%)でした。ただし都道府県別の応募件数は公表されていないため、これは採択者の分布であって採択率ではありません。「東京都は採択されやすい」という読み方はできません。

同じく採択者一覧の「補助事業で行う事業名」を部分一致で集計すると、「販路開拓」1,975件(25.26%)、「導入」1,322件(16.91%)、「販路拡大」838件(10.72%)が上位でした。デジタル系では「AI」172件(2.20%)、「EC」158件(2.02%)、「SNS」132件(1.69%)、「DX」72件(0.92%)です。これは「この言葉を使えば採択される」という意味ではありません。不採択案件の計画名は公開されておらず、また本制度がそもそも販路開拓を目的とする以上、採択計画名に制度目的と同じ語が多くなるのは自然だからです。

※都道府県分布・頻出語はいずれも公式採択者一覧(2026年7月29日公表)を当事務所が集計したもので、公式が公表した統計ではありません。同一事業名に複数の語が含まれる場合は重複計上されるため、割合の合計は100%になりません。

第20回の受付開始まで、あと約3か月

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3. 補助対象者と要件

以下の要件をすべて満たす日本国内の小規模事業者が対象です。

業種別の従業員基準

業種常時使用する従業員の数
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)5人以下
サービス業のうち宿泊業・娯楽業20人以下
製造業その他20人以下

対象となる事業者

  • 会社および営利法人(株式会社・合同会社・合名会社・合資会社・特例有限会社・企業組合・協業組合・士業法人)
  • 個人事業主(商工業者)
  • 一定の要件を満たす特定非営利活動法人(収益事業を行い、認定NPOでないこと)

その他の要件

  • 資本金5億円以上の法人に100%株式を保有されていないこと(法人のみ)
  • 直近過去3年分の課税所得の年平均額が15億円を超えていないこと
  • 過去に採択を受けた持続化補助金の事業効果報告書(様式第14)を提出済みであること
  • 事業効果報告書の提出時に、売上高・売上総利益が補助事業終了時と比較して増加することが見込める事業であること(第20回で補助対象事業の要件に追加。申請時に、市場・顧客ニーズの分析や新規取引・値上げの見込みなどの根拠とともに、定量的な成果を様式2に記載します)

対象外となる主な事業者

医師・歯科医師・助産師、一般社団法人・公益法人、医療法人、宗教法人、学校法人、社会福祉法人、申請時点で開業していない創業予定者、創業型と同時申請する事業者 など

4. 補助率・補助上限額と2つの特例

基本の補助率・上限額

区分補助率補助上限
通常枠(基本)2/350万円
+インボイス特例2/3100万円(+50万円)
+賃金引上げ特例2/3200万円(+150万円)
+両特例2/3250万円(+200万円)
賃金引上げ特例(赤字事業者)3/4上記と同額

インボイス特例(+50万円)

要件

補助事業終了時点で適格請求書発行事業者の登録を受けており、かつ以下のいずれかに該当する事業者。
①2021年9月30日〜2023年9月30日の課税期間で一度でも免税事業者であった事業者
②2023年10月1日以降に創業した事業者
なお、過去に一般型 通常枠で「インボイス特例」を活用した事業者や、一般型で「インボイス枠」により採択を受けた事業者は、本特例の申請対象外です。

賃金引上げ特例(+150万円)

要件

補助事業実施期限日(2028年3月31日)を終点とする連続12か月と、その前年同月12か月を比較し、従業員1人あたり給与支給総額を年平均3.0%(賃金引上げ特例)/2.0%(賃上げ加点)増加させること。ここでの従業員は非常勤を含み、代表者・役員・専従者は含めません。パートタイム従業員は正社員の就業時間に換算して人数を算出します。
加えて、比較する両期間において、支給している事業場内最低賃金が地域別最低賃金以上である必要があります。第19回までの「事業場内最低賃金+50円」という方式はなくなりましたが、最低賃金に関する条件そのものが消えたわけではありません。
なお、直近1期(または直近1年)の課税所得がゼロ以下の赤字事業者は、補助率が3/4に引き上げられ、優先採択(赤字賃上げ加点)が適用されます。

算定対象がいなくなると、特例そのものが成立しません

1人あたり給与支給総額の算定に含めるのは、比較する各期間で全月分の給与等の支給を受けた従業員です。中途採用や退職などで全月分の支給を受けていない従業員は、その期間の算出対象から除かれます。
その結果、いずれかの月で算定対象となる従業員が存在しなくなると、1人あたり給与支給総額を計算できないため特例の対象外になります。公募要領は、申請時点では要件を満たしていても、実績報告時までに従業員が退職する等により年平均上昇率を算出できなくなった場合は補助金が交付されないと明記しています。従業員が1〜2名の事業者は、この点を必ず確認してください。

注意:特例の要件を1つでも満たさない場合、特例部分だけでなく補助金全体が交付対象外となります。「達成できなくても通常枠の50万円は残る」ということはありません。インボイス特例も同じ扱いです。「上限が上がるなら申請しておこう」という判断は危険です。慎重に要件を確認してから申請してください。

第19回から変わった点(第8版・2026年7月21日更新)

第20回では、第19回から次の点が変更されています。過去回の解説記事をそのまま参考にすると、経費計上でつまずきます。

項目第20回での内容
相見積の基準機械装置等について相見積が必要となる基準が、従来の100万円(税込)超から50万円(税込)超(第8版で100万円から変更)に変更
広報費補助金交付申請額に30万円(税込)の上限を設定
ウェブサイト関連費従来の「補助金交付申請額の1/4・最大50万円」方式から30万円(税込)へ変更。インターネット広告等の経費区分も見直し
賃金引上げ特例従業員1人当たり給与支給総額を比較期間で年平均3.0%(賃金引上げ特例)/2.0%(賃上げ加点)増加させる方式に変更
賃金引上げ加点従業員1人当たり給与支給総額を年平均2.0%以上増加
補助対象事業の要件事業効果報告書の提出時に、売上高・売上総利益が補助事業終了時と比較して増加する見込みであることを追加
重点政策加点健康経営優良法人加点を新設
審査の記述売上・粗利益の増加とのつながりや、客観的な根拠をより明示することを求める記述へ改訂
相見積の基準額は実務に直結します。50万円(税込)超の機械装置等はすべて相見積が必要になったため、第19回までの感覚で「100万円までは1者でよい」と進めると、採択後の見積書提出の段階で書類が足りなくなります。なお中古品の購入は金額にかかわらず2者以上の見積が必須で、理由書による随意契約は認められません。見積を先に取得しておくこと自体は問題ありませんが、発注・契約は交付決定後である点は変わりません。

出典:小規模事業者持続化補助金<一般型・通常枠>第20回公募要領 第8版および新旧対照表(2026年7月21日更新)

5. 補助対象経費(8種類)

補助対象となる経費は以下の8種類に限定されています。交付決定日以降に発生し、補助事業期間中に支払いが完了した経費のみが対象です。

①機械装置等費

補助事業に必要な機械装置等の購入費。自動車等車両、パソコン、タブレット等の汎用品は対象外。単価50万円(税抜)以上は処分制限財産に該当。第20回では、相見積が必要となる基準が100万円(税込)超から50万円(税込)超(第8版で100万円から変更)に変更されました。中古品は購入単価50万円(税抜)未満のものに限られ、金額にかかわらず2者以上の見積が必要です。

②広報費

チラシ・カタログの作成、新聞・雑誌への広告掲載、看板作成、DM発送など。補助金交付申請額の上限は30万円(税込)。広報費のみでの申請は不可。単なる会社PR(名刺・会社案内等)は対象外。第20回ではインターネット広告等の経費区分が見直されているため、「ウェブを使う広報はすべてウェブサイト関連費」という従来の整理は当てはまりません。計上前に最新の公募要領で区分を確認してください。

③ウェブサイト関連費

ウェブサイト・ECサイト・システムの開発・構築・更新、インターネット広告、SNS運用代行、動画制作など。ウェブサイト関連費のみでの申請は不可。補助金交付申請額の上限は30万円(税込)(従来の「補助金交付申請額の1/4・最大50万円」方式から第20回で変更されました)。50万円(税抜)以上でウェブサイト・システムを作成・更新した場合は処分制限財産に該当し、通常は取得日から5年間、処分に制限がかかります。広報費との区分も見直されているため、どちらに計上するかは最新の公募要領で確認してください。

④展示会等出展費

展示会への出展料、運搬費、通訳料・翻訳料。オンライン展示会・商談会も対象。販売のみが目的のものは対象外。出展の申込みは交付決定前でも構いませんが、請求書の発行日が交付決定日より前だと対象外です。

⑤旅費

販路開拓のための出張旅費。国が定める支給基準に基づく実費。ガソリン代・タクシー代・グリーン車等は対象外。出張報告の作成が必要。

⑥新商品開発費

試作品や包装パッケージの開発にかかる原材料・設計・デザイン・製造費。受払簿の作成が必要。開発した商品をそのまま販売する場合は対象外。テストマーケティングや市場調査の内容と結果を、様式2または実績報告書に記載する必要があります。

⑦借料

機器・設備のリース料・レンタル料、イベント会場の賃借料。契約期間が補助事業期間を超える場合は按分。通常の事務所家賃は対象外。

⑧委託・外注費

店舗改装・バリアフリー化工事、インボイス対応の専門家相談費用など。自ら実行できない業務に限る。50万円(税抜)以上の外注工事は処分制限財産に該当。コンサルティング・アドバイス費用は原則対象外。建物の増築・増床やコンテナハウスの設置など「不動産の取得」に当たるものは対象外です。

特に注意すべき対象外経費

・自動車等車両(キッチンカー・フォークリフト含む)
・パソコン・タブレット・Wi-Fi等の汎用品
・消耗品(文房具、名刺、段ボール等)
・人件費(役員報酬、アルバイト代)
・コンサルティング・アドバイス費用(インボイス対応を除く)
・講習会・セミナー等の参加費・受講費、図書等の資料購入費
・補助金の応募書類・実績報告書の作成や手続きに係る費用
・1取引10万円(税抜)を超える現金支払い
・小切手・手形・相殺による支払い、社内取引・フランチャイズ本部との取引、代表者・役員の3親等以内の親族への発注

支払方法にもご注意ください。補助対象経費の支払いは銀行振込が大原則です。クレジットカード払いは申請事業者名義で、かつ補助事業期間内に金融機関からの引き落としが完了している必要があります。代表者や従業員個人のカードで支払った場合は「立替払い」となり、帳簿等で確認できなければ対象外です。

6. 申請から採択までの流れ

1

GビズIDプライムの取得

電子申請に必須。取得に数週間かかるため早めに登録を。

2

経営計画・補助事業計画の策定

自社の経営状況を分析し、販路開拓の具体的な取組を計画。売上高・売上総利益の増加見込みを、根拠とともに定量的に記載します。

3

事業支援計画書(様式4)の発行依頼

電子申請システムに計画を入力したうえで、地域の商工会・商工会議所に作成を依頼し、窓口で交付を受けます。締切12月4日。社外の代理人のみで相談や発行依頼を行うことはできません。

4

電子申請システムで申請

必要書類をすべて揃えて申請。締切12月15日 17:00。郵送不可。

5

採択・見積書提出・交付決定

採択発表は2027年3月頃予定。採択後に見積書等を提出(提出期限2028年2月29日。未提出だと採択取消)し、交付決定を受けてから事業開始。交付決定までは採択発表から概ね1〜2か月かかります。

6

補助事業の実施・実績報告

事業実施期限(2028年3月31日)までに事業を完了し、実績報告書を提出(提出期限2028年4月10日)。期限内に事業が終わった場合は、完了日から30日を経過した日と提出期限のいずれか早い日までに提出します。

7

補助金の確定・請求・入金、そして1年後の報告

審査を経て補助金額が確定し、請求後に入金されます。さらに補助事業終了から1年後に、事業効果および賃金引上げ等状況報告(様式第14)の提出が必要です。

重要:交付決定日の発注・契約・支払いは補助対象外です。採択通知だけでは事業を開始できません。交付決定通知書を受け取ってから事業を始めてください。

7. 加点項目の活用

加点は重点政策加点から1項目+政策加点から1項目=合計2つまで選択できます。同一区分で複数を選ぶと加点審査の対象外になるため、組み合わせを誤らないよう注意してください。加点別の応募件数・採択率は公表されていないため「加点があれば通る」とは言えませんが、要件に該当するのに選択しないのは機会損失です。

重点政策加点(1つ選択)

  • 赤字賃上げ加点 — 賃金引上げ特例(赤字事業者)を希望した場合に自動適用
  • 事業環境変化加点 — 原油・LPガス価格高騰、相互関税等の影響を受けている事業者
  • 東日本大震災加点 — 福島県12市町村または太平洋沿岸部の水産関連事業者
  • くるみん・えるぼし加点 — 認定を受けている事業者
  • 健康経営優良法人加点 — 「健康経営優良法人」の認定を受けている事業者(GビズID連携で自動判定)

政策加点(1つ選択)

  • 賃金引上げ加点 — 従業員1人あたり給与支給総額を年平均2.0%以上引き上げる事業者
  • 地方創生型加点 — 地域資源型または地域コミュニティ型の取組
  • 経営力向上計画加点 — 各回の基準日までに認定済みの事業者
  • 事業承継加点 — 代表者が満60歳以上で後継者候補が事業を実施
  • 過疎地域加点 — 過疎地域に所在する事業者
  • 一般事業主行動計画策定加点 — 女性活躍推進法等に基づく計画を公表済み(従業員100人以下)
  • 後継者支援加点 — アトツギ甲子園のファイナリスト等
  • 小規模事業者卒業加点 — 事業規模を拡大し従業員枠を超える事業者
  • 事業継続力強化計画策定加点 — 認定を受け実施期間中の事業者
  • 令和6年能登半島地震等加点 — 直接被害・間接被害を受けた石川県等の事業者
  • 地域別最低賃金引上げ加点 — 直近の改定額以下で連続3か月以上雇用していた従業員がいる事業者
加点にも「未達なら不交付」があります。賃金引上げ加点(年平均2.0%以上)と小規模事業者卒業加点は、要件を満たさない場合、交付決定後であっても補助金は交付されません。加点だから軽い、ということはありません。選ぶ前に達成できるかを確認してください。
加点の基準日にご注意ください:経営力向上計画加点などは「各回の基準日までに認定済み」であることが条件で、基準日は参考資料で公表されます。第20回の参考資料は本記事作成時点で準備中のため、公開され次第の確認が必要です。認定申請から取得までに数か月かかる計画もあるため、加点を狙うなら基準日の公表を待たずに準備を始めるのが安全です。

8. 申請時の注意点と採択後の義務

事業者自らが策定すること

本補助金は事業者自身が経営を見つめ直し計画を策定するものです。事業者が検討していないことが発覚した場合、不採択・交付決定取消となります。

第三者の支援を受ける場合の申告

第三者の支援(有償・無償問わず)を受けた場合、様式2の「第三者からのアドバイスの有無」に相手方と金額を記載しないと虚偽の報告として不採択・交付決定取消になります。記載を正しく行えること自体が、適正な専門家を選ぶ判断材料になります。

高額なアドバイス料金に注意

提供サービスと乖離した高額なアドバイス料金を請求する業者にご注意ください。不当な支援料の請求防止のため、支援実施者へのヒアリングや現地調査が行われることがあります。

GビズIDの取り扱い

GビズIDプライムのアカウント・パスワードを第三者に開示することは利用規約違反です。暫定GビズIDプライムは使用できません。

過去の採択歴がある場合

過去の持続化補助金で採択された事業者は、事業実施期間終了日の翌月から1年間経過し、事業効果報告書(様式第14)を提出済みであることが必要です。過去と同じ事業内容では不採択になります。なお第20回で採択された場合、次に申請できるのは様式第14の提出完了後さらに1年が経過してからです。

創業型との重複申請はできません

小規模事業者持続化補助金<創業型>に申請中、または採択を受けている場合、一般型に同時申請することはできません。どちらで申請するかを先に決める必要があります。

採択後:実績報告の不備で確定が3か月遅れることがあります

2026年8月5日、事務局から実績報告についての注意喚起が出ています。実績報告の審査には提出から3〜4週間程度を要し、書類不足や記載誤りによって不備修正が複数回発生した場合は、補助金額の確定まで3か月程度かかる場合があるとされています。

補助金は精算払いのため、確定が遅れればその分だけ資金の回収も遅れます。採択された後は、事業の実施そのものより証憑の管理のほうが実務負担として大きくなります。見積書・発注書・納品書・請求書・振込控えを、事業開始の時点から揃えて残す運用にしてください。実績報告で失敗しないための証憑管理もあわせてご覧ください。

出典:小規模事業者持続化補助金事務局のお知らせ(2026年8月5日)

採択後に残る3つの義務

① 補助事業終了から1年後の報告

事業効果および賃金引上げ等状況報告(様式第14)の提出が必要です。未提出だと、次回以降の申請ができません。

② 帳簿・証拠書類の5年間保存

補助事業に関係する帳簿と証拠書類は、補助事業の終了日の属する年度の終了後5年間保存する義務があります。この期間に会計検査院等の実地検査が入ることがあります。

③ 処分制限財産の管理

単価50万円(税抜)以上の機械装置等、外注による自社ウェブサイトの作成、店舗改装による不動産の効用増加などは処分制限財産に該当します。処分するには事前に事務局の承認が必要で、残存簿価等に応じた納付を求められることがあります。補助対象物件には「第20回持続化」の表示を行い、納品前後の写真も残してください。

賃上げの未達には、返還以外のペナルティもあります。賃金引上げ特例または賃金引上げ加点を受けて採択されながら、申請した賃上げ要件を達成できなかった場合、様式第14で未達が報告されてから18か月間、中小企業庁が所管する補助金の審査で大幅に減点されます(正当な理由が認められる場合を除く)。対象には、ものづくり・持続化・IT導入・事業承継M&A・省力化・成長加速化などの主要な制度が含まれます。

9. 申請を行政書士に頼むとできること

持続化補助金の採択率は2回連続で50%を下回りました。経営計画の質、要件に該当する加点の選択、対象経費の適格性は、いずれも申請者側で詰められる部分です。申請書類は多く、要件不備は採択後でも取消の対象になるため、確実に進めたい方は専門家の活用が有効です。

持続化補助金の申請サポートでできること

当事務所は、補助金サポート実績105社超・採択率73%。持続化補助金では、(1)対象者要件・過去の報告状況・GビズIDの確認、(2)強み分析と数値目標を盛り込んだ経営計画・補助事業計画の作成、(3)重点政策加点+政策加点の最適な組み合わせ設計、(4)対象経費の適格性チェック(広報費・ウェブ関連費の上限30万円など)、(5)商工会・商工会議所への様式4依頼サポート・電子申請までを一貫して支援します。採択後の実績報告、1年後の様式第14までご相談いただけます。なお、行政書士による有償支援は様式2の「第三者からのアドバイス」に正しく申告できる適正な支援です。補助金申請代行サービスの詳細はこちら

第20回の申請受付開始は11月5日ですが、加点に使う認定の取得には数か月かかるものがあります。加点を含めて設計するなら、8〜9月中のご相談が実質的な目安です。

10. よくある質問

Q. いま(2026年8月)、持続化補助金は申請できますか?

できません。次に申請できるのは第20回で、申請受付は2026年11月5日〜12月15日(火)17:00です。いま申請できる主な制度は、デジタル化・AI導入補助金(4次締切8月25日)、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回(締切10月30日)、中小企業省力化投資補助金です。持続化補助金を待つ場合は、この期間にGビズIDの取得と加点認定の準備を進めておくと有利です。

Q. 持続化補助金 第19回の採択率はどのくらいでしたか?

2026年7月29日に公表され、申請16,576件に対し採択7,819件でした。公表件数から計算した採択率は47.17%です。第18回の47.52%からわずかに低下し、2回連続で採択率50%を下回っています。制度構成が近い第17回・第18回を合算した49.55%と比べると2.38ポイント低い水準です。

Q. 第19回は過去と比べて厳しかったのですか?

比較する相手によって結論が変わります。制度構成が近い第17回・第18回の合算49.55%と比べると2.38ポイント低く、やや厳しくなったと言えます。一方、第18回の47.52%との差は0.35ポイントで急落とは言えず、第15回〜第18回を機械的に合算した46.39%と比べれば第19回のほうが0.78ポイント高くなります。第16回以前は複数の特別枠を含む制度構成で単純比較できないため、比較対象を示さずに「過去平均より厳しい」と述べることはできません。

Q. どの申請枠や業種が通りやすいですか?

公式データからは判断できません。第19回について、インボイス特例や賃金引上げ特例ごとの応募件数・採択件数は公表されておらず、業種別、従業員規模別、法人・個人事業主別、創業年数別の採択率も公表されていません。都道府県別についても応募件数が公表されていないため、採択者の分布は集計できますが採択率は算出できません。

Q. 第20回で第19回から変わった点はありますか?

主な変更は6点です。①機械装置等の相見積が必要となる基準が100万円(税込)超から50万円(税込)超に変更 ②広報費に30万円(税込)の上限を新設 ③ウェブサイト関連費が「補助金交付申請額の1/4・最大50万円」から30万円(税込)へ変更(インターネット広告等の区分も見直し) ④賃金引上げ特例が1人当たり給与支給総額の年平均3.0%以上増加、賃金引上げ加点が年平均2.0%以上に ⑤事業効果報告書の提出時に売上高・売上総利益が補助事業終了時より増加する見込みであることを補助対象事業の要件に追加 ⑥重点政策加点に健康経営優良法人加点を新設。いずれも第8版・新旧対照表(2026年7月21日)で確認できます。

Q. 賃金引上げ特例を使って達成できなかったら、通常枠の50万円は受け取れますか?

受け取れません。通常枠および賃金引上げ特例の要件を1つでも満たさない場合、特例による上乗せ部分だけでなく補助金全体が交付対象外になります。インボイス特例も同様です。また、賃金引上げ加点(年平均2.0%以上)を選択した場合も、未達なら交付決定後であっても補助金は交付されません。特例・加点を選ぶ前に、達成できるかを利益計画から確認してください。

Q. 従業員が1人だけでも賃金引上げ特例は使えますか?

使えますが、リスクがあります。1人あたり給与支給総額は、比較する各期間で全月分の給与を受けた従業員を対象に算出します。その従業員が期間の途中で退職すると算定対象がいなくなり、計算できなくなるため特例の対象外です。公募要領は、申請時点で要件を満たしていても、実績報告時までに従業員が退職する等で算出できなくなった場合は補助金が交付されないと明記しています。従業員が少ない事業者ほど、慎重な判断が必要です。

Q. 持続化補助金 第20回の締切はいつですか?

第20回の申請受付は2026年11月5日〜12月15日(火)17:00です。事業支援計画書(様式4)の発行締切は12月4日と早いため、先に商工会・商工会議所へ依頼してください。採択発表は2027年3月頃の予定です。

Q. 第20回の公募要領は最新版ですか?

第20回の公募要領は2026年5月27日に公開された後、7月21日に第8版へ改版されています。旧版をお持ちの方は最新版に差し替えてください。なおガイドブック・参考資料・申請時のFAQ・申請システム操作手引きは本記事作成時点で準備中です(準備中資料の版数は公式ページで確認できません)。加点項目の基準日など参考資料でしか確認できない情報があるため、公開後の確認が必要です。

Q. 補助上限額と補助率はいくらですか?

通常の補助上限は50万円、補助率は2/3です。インボイス特例で+50万円、賃金引上げ特例で+150万円、両方の併用で最大250万円になります。赤字事業者が賃金引上げ特例を使う場合は補助率が3/4に引き上げられます。ただし特例の要件を1つでも満たさないと、補助金全体が交付対象外になります。

Q. どんな事業者が対象になりますか?

商業・サービス業は常時使用する従業員5人以下、製造業その他・宿泊娯楽業は20人以下の小規模事業者が対象です。会社・個人事業主・一定の要件を満たすNPO法人が含まれます。医師・医療法人・学校法人・社会福祉法人などは対象外です。

Q. 11月の受付開始まで、いま何をすべきですか?

GビズIDプライムの取得と、加点に使う認定(経営力向上計画・事業継続力強化計画・くるみん・健康経営優良法人など)の着手です。認定は取得までに数か月かかるものがあり、受付開始後に動き出すと間に合いません。あわせて経営計画の骨子づくりと、商工会・商工会議所への事前相談も進めておくと、様式4の発行(締切12月4日)で慌てずに済みます。

11. まとめ

第20回のポイント

第19回の採択率は47.17%(申請16,576件/採択7,819件・2026年7月29日公表)。2回連続の50%割れで、制度構成が近い第17・18回合算49.55%を2.38ポイント下回る
・補助上限50万円(特例で最大250万円)、補助率2/3(赤字事業者は3/4)
・申請受付は2026年11月5日〜12月15日(火)17:00、様式4の発行締切は12月4日
・公募要領は第8版(2026年7月21日改版)が最新。参考資料・FAQ等は準備中
・対象経費は8種類。広報費・ウェブサイト関連費はそれぞれ上限30万円(税込)で単独申請は不可
機械装置等の相見積基準が100万円(税込)超から50万円(税込)超(第8版で100万円から変更)に変更(中古品は金額を問わず2者以上)
・枠別・業種別・地域別の採択率は公表されていない
インボイス特例・賃金引上げ特例・賃金引上げ加点は、未達なら補助金全体が不交付
・加点は重点政策加点1項目+政策加点1項目まで。取得に数か月かかる認定は今から着手
・採択後は、1年後の様式第14、帳簿の5年間保存、処分制限財産の管理が残る

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者にとって販路開拓のための重要な支援制度です。ただし、経営計画の策定から申請書類の準備、採択後の事業実施・報告まで、やるべきことは多岐にわたります。採択率が2回連続で50%を下回っているいま、準備にどれだけ時間をかけられるかが計画の完成度を左右します。本業に集中しながら申請を進めたい方は、専門家の活用もご検討ください。

本記事は、第20回公募要領(第8版・2026年7月21日改版)および新旧対照表、2026年7月29日公表の第19回採択結果と採択者一覧、2026年8月5日の事務局お知らせに基づいて作成しています(最終確認日:2026年8月22日)。採択率は公表件数からの計算値です。公募要領は改版される場合がありますので、申請時には必ず最新版をご確認ください。

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